生活習慣

元気の秘訣は腎の強化

投稿日:2017年6月13日 更新日:

さて、予防医学である中医学・・・。
若さについてはどのように考えているでしょうか。

中医学では、若さ・元気はと深い関係があると考えます。中医学でとは、たんに内臓のひとつを指すのではなく、泌尿器系、ホルモン系、カルシウム代謝、自律神経系、免疫などを含んでいます。

つまり、人間のからだを支え、内臓の働きをコントロールする重要な役目を担っているのです。

腎気は年齢の経過とともに次第に衰えていくのが自然の理です。

中国古典医学書【黄帝内経~素問~上古天真論】には『女性は7の倍数、男性は8の倍数で変化が訪れる』と記されています。

 

女性は7の倍数  女性は7の倍数

女性は7の倍数

 

 7歳・・・腎気が盛んになり、乳歯から永久歯に抜けかわる
 14歳・・・天眞の気が降りて生理がはじまる
 21歳・・・親知らずが生え、心身ともに整う
 28歳・・・腎精のピーク、筋骨や髪が豊かになる
 35歳・・・陽明脈が衰え始める、髪が抜け始める
 42歳・・・太陽、陽明、少陽の三陽の脈が衰え、しわ、白髪が増える
 49歳・・・任脈が虚して太衝脈が衰え、天癸尽き、閉経を迎える

 

 

男性は8の倍数  男性は8の倍数

男性は8の倍数

 

 8歳・・・腎気が充実し、乳歯から永久歯に生えかわる
 16歳・・・腎気盛んになり精気が溢れ、子どもを生める体になる
 24歳・・・腎気が整い、筋骨たくましく歯が生え揃う
 32歳・・・腎精ピーク、心身すべて整い、最高潮を迎える
 40歳・・・じょじょに腎精が衰えはじめる、髪は抜け、歯に不調がでる
 48歳・・・陽気が衰え、体型も崩れる、白髪がでてくる
 56歳・・・肝気と腎が衰え、筋は落ち、精は著しく減少する
 64歳・・・陽気が枯渇、歯も髪も抜け、子どももできなくなる

 

 

元気の秘訣は補腎(ほじん)です我々生命体は古代の海の中で生まれ、羊水や血液のミネラル濃度は古代の海と同じと言われています。

生命活動を正常に行うためには、水分やミネラルバランスの調整が重要であり、この仕事をこなすのがなのです。

発育不良・生殖器異常(生理不順・ED・不妊症)・免疫疾患(花粉症・アトピー)・生活習慣病・早老・精神力の低下などが気になる方は、積極的にを補うことをオススメします。

元気の秘訣は補腎(ほじん)です!

 

 

若さを保つ

腎を補う補腎薬・オリエンタルハーブには、参馬補腎丸(じんばほじんがん)、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、海精宝(かいせいほう)、イーパオ(益宝)などがあります。

 

海精宝(かいせいほう)  海精宝(かいせいほう)

海精宝(かいせいほう)海精宝(かいせいほう)は、魚鰾(ギョヒョウ)をはじめ、枸杞子(クコシ)・沙苑子(シャエンシ)・酒黄精(シュオウセイ)・蛮哥(マカ)の5種類の生薬が配合されています。

魚鰾は、今まで日本で使われることの無かったニベ科の魚の浮き袋から修治(加工)した生薬で、高品質のコラーゲンやムコ多糖類、ビタミン、カルシウム、亜鉛、鉄分、セリンなどを豊富に含んでいるため昔から「海洋人参」と呼ばれ滋補品として知られています。

 

イーパオ(益宝)  イーパオ(益宝)

イーパオ(益宝)中国で愛されている意外な健康食品がアリ。
あの小さな体で自分よりはるかに大きい物を運んでしまうアリのパワーに中国の人々は古来から注目していたのです。

食品としてのアリの最大の特徴は、カルシウム・鉄・マンガン・亜鉛・マグネシウムなどの人体に必要な微量元素類(ミネラル類)をはじめ、アミノ酸・蛋白質などがバランス良く含まれていること。益宝(イーパオ)は食用蟻に加え、日本人の体質に合わせてハトムギ・葛などの植物成分を配合した理想的な食品です。

 

 

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